2017年 章寛さんカレンダーの絵柄です。

    1月                2月             3月

    4月                5月             6月

    7月                8月             9月

   10月               11月           12月

    





















 2017年版奥本章寛カレンダーが
          お手元に届いた方へ  


 時の過ぎていくのが本当に早いですね。気がつけばもう年末を迎えようとしています。
今年もカレンダーの時期が来ました。お陰さまで2017年版奥本章寛カレンダーを製作することが出来ました。  
章寛さんは今も罪の償い、被害者遺族への償いのために福岡拘置所で頑張っています。

 このカレンダーの制作、販売も3回目となりました。彼はカレンダーのための絵を描く事に向けて並々ならぬ熱意をもって、
努力を重ねています。あの閉ざされた空間の中で、請願作業(袋作り)に多くの時間を使いながら、多分一年中絵の事を考えています。
今回のカレンダーの絵も多くは何回も描き直し、描き直しして完成したものです。 冒頭で“償いのために”と書きました。
もちろんそのためであるのですが、今や彼にとって絵を描く事は、生きる事そのものなのかもしれない、と感じます。
面会の折にもいつも絵の事、色使いの難しさ(色鉛筆12色のみ)、仕上がりの事が話されます。

 ある人からの差し入れ現金で、植物や動物の図鑑が買えた事を実に嬉しそうに話してくれたこともありました。
今現在同じ境遇にある、ある人への伝言の中にこういう一節がありました。 『どんなに絶望的な境遇にあっても自由を求めて下さい。
自由とはもちろん心の自由です。出来れば何かに集中すること、打ち込むこと。そこに心の自由を見つけること・・・』
彼にとってのそれが、絵を描くことだと私は感じました。  

 前回の面会で2017年版のカレンダーがようやく完成しそうだと話したら、『2018年版のカレンダーのための下書きもはじめました。
何枚かそれを書き直してます』と言っていました。 章寛さんにとって、絵を描くことは未来への希望であり、生きがいだと思います。
そのカレンダーを今年も皆さんへ届けられることを私達も一緒に喜び、感謝いたします。  

 一年一年、いや、本当に一日一日を章寛さんとともに大事に過ごしたいと思います。  
来年も宜しくお願いいたします。      

2016年12月3日                          オークス事務局  荒牧浩二